① 排 便(便 秘)
うんちは健康のバロメーター(^^♪
排便には食事(腸内環境)と生活のリズム(早寝早起き・睡眠)が大きく関わっています。
いいうんちって?(排便)
「便意(トイレに行きたくなる)」があって
トイレに間に合って
楽にスルッと便が出せて
出した後に「すっきり」する
という「快便」が、いいうんち、正常な排便。
例えば3日に1回かたいうんちを、頑張って出している。
便秘かなと小児科の先生に相談しても、体調がよくて出ているなら治療の必要はないと、言われるかと思います。
治療=薬のお医者さんであれば、うんちをやわらかくする薬を出して様子を見てくださいと。
いいうんちが出ない原因を考えて下さる先生は少ないようです。
ひだまりでは、「いいうんち」が出ていないようであれば、1~2ヶ月うんちカレンダーをつけてみます。
記録をつけると、改善点が見えてきます。保護者の方と一緒に考え、快便目指して協力しましょう。
「いいうんち」を出す習慣は、なるべく早く身についた方が健康的ですし、ご機嫌も良くなります。
「あかちゃんからはじまる便秘問題」
中野美和子先生 さいたま市立病院小児外科部長 排便外来を開設
排便のしくみについて、きちんと教えてくれる本です。保育室にあります、お貸ししますオススメです。
47ページより
5.便秘かどうかは、便の見た目と様子で判断する。
「1章 排便のしくみ」で大事なのは、1日の食べた量を1日で出しているかどうかということだと、述べました。そして、1日
1回排便という場合、小さな便が1つだけは、出たうちに入らない、とも述べました。
回数だけでは、便秘の判断はできません。便の性状も重要です。正常といえる便は、水分含有量が70~80%ぐらいで、バナナ状、
ないしソフトクリーム状です。水様便は下痢の時の便ですが、便秘のためにゆるい便、泥状便が出ることもあります。バナナ状で
もゴツゴツした便は長く溜まっていた便で、さらに長く停滞していると、コロコロした小石状~木の実のような便になり、さらに
は兎糞便と呼ばれる便になります。
便器にすぐ沈む重い便、焦げ茶色など色が濃いのは便が長く溜まっていたことを意味し、水に浮く軽い便、黄色い便は通過が早い
便といえます。
便秘のお子さんは増えているそうです。便秘?と思ったら相談して下さい。